建築士には設計以外の仕事もある

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作業員が安全に働けるよう管理する

建築士は設計図通りに作業が進んでいるか確認するために、現場に足を運ぶ必要があります。
作業員の仕事を見守ることも業務のひとつです。
設計図の内容が正しく理解されていない場合や、作業に誤りが生じそうな場合は、すみやかに指摘してください。
早めに対応することで工事中のミスを防げます。
現場全体の安全管理も建築士の重要な役割です。
作業員が安全に仕事を進められているかを常に確認し、問題があればすぐに対処しましょう。
工事が完了したら、建物に問題がないかを丁寧に確認します。
確認が終わったら工事監理報告書を作成し、クライアントに完了を報告してください。
クライアントが内容に納得したうえで建物を引き渡し、すべての業務が完了となります。

行政への申請手続きを行う

土地や道路に無許可で建物を建てることはできません。
工事を始める前に行政から許可を得る必要があり、その申請手続きを担当するのが建築士です。
手続きを怠ると大きなトラブルに発展するため、必ず事前に申請を済ませてください。
またクライアントと施工業者が契約を結ぶ場面では、建築士が同席して話し合いを進めるケースが多くあります。
双方の主張が対立してまとまらない場合は、建築士が間に入り、互いの意見に折り合いをつけるよう調整しましょう。
中立的な立場から適切なアドバイスをすることで、話し合いをスムーズに進める役割を担います。
さらに建築士は、既存の建築物の調査や鑑定を求められることもあります。
その際は建物の状態を正確に評価し、適切な判断を下してください。
建築士の仕事は幅広く、高い責任感が求められます。