クライアントの意見を最優先にする

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建物の基本事項をすべて決める

設計図がなければ、現場の作業員はどのように作業を進めればよいか判断できません。
工事が止まったり現場が混乱したりする原因になるため、設計図の作成は一級建築士の最も重要な仕事です。
設計図には建物の構造、設備、外観、内装、使用する材料、工事の方法が詳細に記載されます。
建物の設計図を作成する際には、意匠設計、構造設計、設備設計の三つを最低限考えなければなりません。
意匠設計とは建物のデザインを決める設計です。
構造設計は建物の骨格となる構造を決めるもので、耐久性を高めることを主な目的としています。
設備設計は電気や水道などのインフラに関わる設計です。
それぞれの設計が連動して初めて、安全で機能的な建物が完成します。
設計図の作成には高い専門性が求められるため、常に正確さを意識して取り組みましょう。

クライアントの依頼に応える

建築士自身にこうしたいという考えがあっても、クライアントの意見を無視することはできません。
設計はあくまでクライアントの希望を最優先にして進めることが基本です。
完成した設計図にクライアントの意見が反映されていなければ、やり直しになります。
それまでの作業が無駄になるだけでなく、信頼も失うことになるため、勝手に設計を進めることは避けましょう。
クライアントが方向性に迷っているときは、積極的にアドバイスをしても構いません。
建築士の専門知識を活かして、クライアントが求めている建物のイメージを引き出しましょう。
そのうえで実現可能な方法を提案することが、建築士としての役割です。
クライアントとの対話を大切にしながら、双方が納得できる設計図を完成させてください。
信頼関係を築くことが、良い仕事につながります。